投資回収という観点

太陽光発電システムを投資として考えたときに基本8年での回収が絶対条件だと思っている。

ご存知の方もおられるだろうが「ローンを組んだ場合の太陽光にかかる投資回収」の考え方を、具体例を示しながらご説明しよう。

 

(現在/太陽光発電システム導入前)

①毎月電気料金:15,000円

 

(今後/太陽光発電システム導入後)

②毎月電気料金:13,000円

③毎月売電料金:18,000円

 

だとする。

 

②-③=④単純メリット分5,000円

④+①=⑤実質電気料金許容金額20,000円

⇒⑤の範囲ならばローン支払い可能で、現在と実質的に電気料金負担と変化なし。

 

いつまで、毎月ローン支払額を払い続けるのかが問題となる。そのローンが終わって始めて、純粋メリットが出てくるわけである。

10年ローンであるならば11年目からは現在より毎月⑤分のメリットを享受できる。

早ければ早いほうがいいのは当然である。

 

では、なぜ8年以内の回収にこだわるのか?

本来は10年回収で十分といえば十分だ。パネルの耐久年数も30年程度と言われており

雨漏り等の業者の手抜きさえなければよっぽどのことがない限り出力に問題なくいけるであろう。

しかしである。「パワコン(パワーコンディショナー)」については耐用年数が10~15年で交換が必要なのである。

※パワコンは、ソーラー・パネル(太陽光発電モジュール)で作った直流の電気を家庭で使える交流に変換する機器太陽光発電システムでは必ず必要となる。

それについては買い替えで約30万円程度のコストがかかることを見越しておかなければならない。

運が悪いと10年のローン完済時に追加コストが発生する可能性があるのである。

その為にも、1~2年分のメリットはバッファーとして保持しておきたい。後々楽をするためにも8年での回収が絶対条件なのである。